みなさん、こんにちは。沢田ピヨです。
今日は、田園風景の広がる田舎事情をご紹介します。
私が住んでいる地域では、田んぼの病害虫の防除、つまり農薬の散布は、無人ヘリコプター🚁で行います。
個々の世帯がするのではなく、営農組合が業者に委託して、夏のこの時期に、数ヘクタールもの水稲の田んぼに、一斉に農薬散布を行います。
ヘリコプターの大きさは、軽トラックの荷台に乗るくらいの小ささです。ヘリコプターの中には、農薬(液体)が入っています。
専門の業者の人が無人ヘリコプターを遠隔操作して、縦横無尽に三反(30アール=3000㎡)の田を ものの数分で終わらせます。
私は、いい写真を撮りたいと思いましたが、🚁のスピードに追いつかない~(◎_◎;)💧
あっという間に、隣の田んぼに行ってしまった…次第です。
いつの間に、機械化が進み、無人ヘリコプターが登場してきたのか‥少なくとも30年前は、個々の家で、家族で農薬散布はしていました。私も、実家にいる時はしっかりと両親の手伝いをしていましたので。
一人が農薬(昔は白い粉状)が入った農薬散布機を背負い、そこから伸びたホースの先端を も一人が持ち、田の両端のあぜに分かれて、機械のエンジンをかけます。
電源を入れると、20mも30mもあるホースの穴から白い農薬の粉が、水稲に吹き付けるように出てくるのです。あぜの端から端まで、二人は歩調を合わせ、ホースから出る農薬を落としながら、歩いて一枚の田んぼが終了です。
早朝や夕方の風のない時を選びますが、真夏でしかも顔をタオルで覆うので、暑くて😿しんどくて😢‥私は子ども心にも、とても嫌でした。
汗と農薬をかぶった体を、お風呂場で洗ったことが、最近のことのようです。今だから笑い話ですが、両親やお百姓さん達は皆、田んぼ仕事は、昔は重労働だったと思います。
あの頃、誰がこんな便利な世の中を想像したでしょうか。
今は機械化が進み、こんなに楽に、早く、米作りができるのですから。
無人ヘリコプターという機械化のおかげで、周囲への農薬の飛散も少なく、作業する業者さんの負担も少なく、安全でもあります。👌
以上が、私の住んでいる町の、夏の風物詩の一コマでした。
今日も見ていただきありがとうございました。
連日のように暑さが続いていますが、ご自愛ください。See you again!😇