沢田ピヨの日日是好日

ひよこ豆の栽培や家庭菜園などを主に紹介する日記です

夏の風物詩;無人ヘリコプターで農薬散布

 みなさん、こんにちは。沢田ピヨです。

今日は、田園風景の広がる田舎事情をご紹介します。

私が住んでいる地域では、田んぼの病害虫の防除、つまり農薬の散布は、無人ヘリコプター🚁で行います。

個々の世帯がするのではなく、営農組合が業者に委託して、夏のこの時期に、数ヘクタールもの水稲の田んぼに、一斉に農薬散布を行います。

ヘリコプターの大きさは、軽トラックの荷台に乗るくらいの小ささです。ヘリコプターの中には、農薬(液体)が入っています。

専門の業者の人が無人ヘリコプターを遠隔操作して、縦横無尽に三反(30アール=3000㎡)の田を ものの数分で終わらせます。

f:id:sawadapiyo:20190808152205j:plain

f:id:sawadapiyo:20190808152301j:plain

私は、いい写真を撮りたいと思いましたが、🚁のスピードに追いつかない~(◎_◎;)💧

あっという間に、隣の田んぼに行ってしまった…次第です。

いつの間に、機械化が進み、無人ヘリコプターが登場してきたのか‥少なくとも30年前は、個々の家で、家族で農薬散布はしていました。私も、実家にいる時はしっかりと両親の手伝いをしていましたので。

一人が農薬(昔は白い粉状)が入った農薬散布機を背負い、そこから伸びたホースの先端を も一人が持ち、田の両端のあぜに分かれて、機械のエンジンをかけます。

電源を入れると、20mも30mもあるホースの穴から白い農薬の粉が、水稲に吹き付けるように出てくるのです。あぜの端から端まで、二人は歩調を合わせ、ホースから出る農薬を落としながら、歩いて一枚の田んぼが終了です。

早朝や夕方の風のない時を選びますが、真夏でしかも顔をタオルで覆うので、暑くて😿しんどくて😢‥私は子ども心にも、とても嫌でした。

汗と農薬をかぶった体を、お風呂場で洗ったことが、最近のことのようです。今だから笑い話ですが、両親やお百姓さん達は皆、田んぼ仕事は、昔は重労働だったと思います。

あの頃、誰がこんな便利な世の中を想像したでしょうか。

今は機械化が進み、こんなに楽に、早く、米作りができるのですから。

無人ヘリコプターという機械化のおかげで、周囲への農薬の飛散も少なく、作業する業者さんの負担も少なく、安全でもあります。👌

以上が、私の住んでいる町の、夏の風物詩の一コマでした。

今日も見ていただきありがとうございました。

連日のように暑さが続いていますが、ご自愛ください。See you again!😇